たまこ、むけました。
金曜にたまこラブストーリーを見た。
その感想を書きたいがために、悪戦苦闘をしてブログを開設した。。さっそく、感想を書いていきたい。(完全にオ○ニー文章苦笑)
(ネタバレになる箇所が多々あるので、まだ映画を観てない人は以下の記事を見ないほうがいいかもです。。)
まずは萌えた部分から。特に萌えた部分は、大きく分けて4つ。
まず1つめの萌えポイントは、うさ湯でのシーン。
同級生が修学旅行で温泉に入浴した後や水泳の授業後に髪が濡れた状態で話をしていた時、意味もなくどきどきしてた。
2つめの萌えポイントが、たまこが川に落ちて濡れて透けていたシーン。蒸し暑い体育館で過ごした後等、同級生の服が透けて下着が少し見えていた時、罪悪感を感じながらもどきどきしていたことを思い出した。
3つめの萌えポイントは、眼鏡をかけていたたまこ。眼鏡女子is正義!!
4つめの萌えポイントは、個人的なフェチである足と尻。
出席番号が前のほうで全校集会など前に座ることが多く、真ん中とかだったら話すことが出来たけど前すぎたので話すことが出来ず、基本真面目に話を聴いていたと思う。
その時に、賞状授与等で女子生徒が賞状を受け取りに檀上にあがる際、意図せずに視線が丁度ふくらはぎや太ももとあう機会が多々あった。それがきっかけで、足や尻フェチになったと思われる。
監督が山田監督さんだったので、足元だけのシーンが多々あったけど、上記の理由により個人的にはたまらなかった。
もち蔵が進路で東京の大学を目指していたけど、地方出身である自分も高3の時、東京にある大学を目指して勉強をしたので、当時を思い出される
8ミリ(?)ぽく撮っているように魅せることで、もち蔵の視点が多いという印というか(というのと)、映画では商店街メインではなく高校生を中心としていることが伺える
(アニメでは制作がうさぎ山商店街だったけど、商店街ではなく映研にすること(制作が映研になったか確証はないので、次回確認してみよう笑)で高校生が中心というか)
また、それによってアニメ映画を観ているというよりも、実写の映画を観ている感覚だった。
映画に関連して述べると、おされなカットが多かった!個人的に一番おされだと思ったカットは、黒板にインフルエンザって先生が書いてる姿がガラスに映ってるシーン。
ここで少し脱線してしまうのだけど、僕がアニメにはまってしまったきっかけはCLANNAD AFFTER STORYを見てから。
・風景や歌が美しく芸術的だと思ったから、風景が現実と同じように見えたし綺麗だったから
・高校生の頃同じ繰り返しの毎日に、うんざりしていた時に(今ではその繰り返しの毎日が貴重で尊い日々・つまらないのは自分だったと思うことができる)、現実離れしておらず現実のどこかで起こりそう(自分の生活でも)だと思えたから
・高校生の時に町や将来について思い抱いていたことと、朋也が考えていたことが似ていて共感したから (僕の場合は、町は好きだけど嫌い、嫌いだけど好き
→町や住民の人たちは好きだけど、高校生の時第二反抗期の時期で両親みたいに自分の一生をその町だけで生きていたくはない、色々な世界を観てまわりたいと思っていた、今では家族のために自分のやりたいことがあっただろうに何十年間も働き続けている父は偉大だと感じる(母も))
主に3つの理由がきっかけでCLANNADを観だしてそこからアニメにはまっていた。なぜこの話をさせてもらったかと言うと、僕がアニメ作品(をとわず映画や物語も)で好きなジャンルは、
現実離れをしていない「日常」を描いている作品である。(*「日常」作品は、自分にとっては日常だと思うことでも誰かにとっては非日常だったりするから一概には言えないけど、ここでいう日常は多くの人が経験したことがありそうなことという意味で。。)
その作品を観ることで、昔を思い出したり共感したり追体験したり、それらによって自分の歩んできた日々をフィードバックしたいのだと思う。だからそれらを味わえることが出来た「たまこラブストーリー」が好き。
そして、この作品は多くの人が経験したことがあることを思い出される(?)ように工夫されている点が多々あった。例えば、
・学校での恋愛
学校でたまこがもち蔵を、もち蔵がたまこを見つめる(その二人を見つめるみどりちゃん)シーン。学生時代に好きな人が出来ると、ついその人を(目で)追いかけてしまたり、
好きなのに、だからこそ逃げたくなる気持ち(初々しいからこそ?)や行動を多々してしまうこと等、甘酸っぱいあの時のことを思い出したのではないでしょうか。
・地元あいさつ
たまこやもち蔵が商店街の人にあいさつをしていたけど、小学生の時登下校で出会う人達全員にあいさつしていたなあと思いだした。
中学、高校とあいさつをする機会は減ったけどその理由は、中学・高校と部活をし始めて帰りが遅いのであまり遭遇する機会が減ったからというのがあげられる。
・意味もないダジャレで笑いあっていた
映研のメンバーでこぶしをぶつけ合って笑いあうシーンがあったけど、仲間内で何度しても必ず笑ってしまうような鉄板なネタや意味もないダジャレで笑い合っていたと思い出していた。
これらのように、この作品は多くの人が経験したことがあることを共感して思い出されるように工夫されている点が随所に見られた、と思う。
この作品には、心に響いた言葉がいくつもあった。覚えきれなかったのだけど、もち蔵が告白する前にたまこが言った言葉や、特に印象に残った言葉・喫茶店のマスターがたまこに言った言葉。
マスターの言葉は、村上春樹の作品に出てくるように、短い台詞のなかに人生の教訓のエッセンスが詰められていると感じた。 マスターがもち蔵に対して言った「~後悔は何かした証、その苦さを味わいな」(いつからブラックコーヒーを飲めるようになったのだろう、高3からです)
たまこのお父さんがもち蔵に対して言った、「でも、まぁ、帰ってこいよ」という言葉には今現在就活している身として、改めて将来は地元のためになるような仕事をしたいと思った。
両親や商店街の人たちの身の周りの人達は恋愛を経ているんだと気づかされる箇所があったけど、それに付随して両親の話は覚えているので、次に帰省した時おばあちゃん達のなれそめを聞いてみたいと思った。
もち蔵のことが好きなのに(もち蔵のためにもなる、好きだからこその行動)、たまこのために尽くす姿、みどりちゃんまじあーみん泣
たまこともち蔵のラブストーリーがぴゅあぴゅあで素敵だと思う反面、現実はすべての人がそうではないけど恋愛に関して男はセーブ、女は上書き保存(秒速5センチメートルみたく)とよく言われている通り気を付けないといけないと思った。
この映画を観ていて、改めて青春とは走ることと見たりと気づいた。なぜなら、ある出来事に対して走りたくなるほどの衝動を胸に抑えきれず体を使って表現しているから。(大声出すシーンも似ていて、言葉にできないもやもやした気持ちを吐き出すため等?)(そのようなことがあると部活で昇華するか、自転車で帰宅する時爆走してた笑)
入館する時にたまこの映画を観たと思われる人が終わり方が納得いかなかったって言っていたけど(多分その後の続きを観たかったからそう言ったのだと思うけど)、個人的には終わり方は鳥肌たった。終わりのシーンからの曲のイントロが流れ始めた時に。
でも、そのように終わり方に満足しない・するも価値観の違いだし、その分解釈の違い、意見の相違があって面白いと感じた。個人的にEDで二人が寄り添ってうつっている影のあるシーンあったので、大満足。
ただ、アニメ映画などを上映する映画館(一般の映画館と比べてキャパが少ない映画館)では、館内を出るまでは作品の感想は言っちゃだめだと思う。上映間隔が短いから、感想を言っていると次の上映を観る人に聴こえてしまうから。
もちで始まり、あやっぺで終わる!との言葉を、見終わった直後に思い浮かんだ笑
僕のとってのたまこラブストーリーとは、部活終わりに飲む水道水です笑。中学・高校の時部活が終了後に飲む水道水が、今ではお酒とか飲めるようになったけど、何よりも美味しかったと思う。つまり(?)、青春が詰まっているなと。
初々しく、素敵なことが詰まった物語。ロマンチック。葛藤と成長。忘れたかったこと、忘れたくなかったことを、ふつふつと想起することのできる作品でした。
アニメぽっくないから、アニメに抵抗のある両親にも観てほしいなーと思った。
帰宅する際に、ipodtouchの曲を再生したら、偶然HUNGRY DAYSの初恋物語が流れた。その曲を聴いていたので、たまこともち蔵のその後を思い浮かべた笑
公開終了間近になったらまた観に行こう!
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備忘録(映画を観た後にメモしたこと)